25歳のくせに大学生やってます。

フリーターや中退を経た25歳男子大学生の日々の記録をを綴ります。

僕が家庭教師をしてた時の話③

家庭教師シリーズ最終回です。

 

前回の記事①

sayonaramoratorium1005.hatenablog.com

 

前回の記事② 

sayonaramoratorium1005.hatenablog.com

 

【目次】

 おれ、悩む。(2014年8月~10月)

ひさと君が受験勉強に関して軌道に乗ってきたと思った矢先、

 

実は2つの出来事により僕は悩むことになるのである。

 

【1つ目

まさみ(ひさと君の母で長澤まさみ似の美人妻)から


「今日はひさとが体調が悪いみたいなのでお休みさせてください。」
との電話があった。

 

今までなんだかんだ休むことはなかったので珍しいなあと思いつつも
まあ最近頑張ってたし体調も崩れちゃうか~
と楽観的に特に何も心配はなかった。

 

しかし、連続でお休みが続きさすがにおかしいなと。

 

大丈夫かなと思いまさみに思い切って聞いてみたのである。

 

僕「ひさと君何かありました、、、?」

 

ま「勉強やになっちゃったみたいです」


(そこまで嫌になるほどやりこんではない)

 

僕「なるほど、、、どうしましょうか。軌道がようやく乗ってきたのでここで諦めるのももったいないとは思いますが」

 

ま「ですよね。。。気晴らしにゲームを買ってあげたんですがあまり状態が変わらなくて(泣)」

 

 

まさみwwwそれはだめwwwww

逆に悪影響じゃないかなwwww

 

ひさと君の部屋にあんだけ大量のゲームや漫画がある理由がわかった。

お金持ちっていう理由もあるだろうが、

 

 かあちゃんがぽんぽん買ってあげちゃうからだ

まったくそういうところもいちいち可愛いんだから

 

とりあえずこの状況を会社に相談してみた。


僕がきもいからとか童貞だからとか生理的に無理という親御さんやひさと君からのクレームはないみたいで、

 

本当にやる気がなくなってしまった模様。

 

 

おれ、どうする、、、、

  どうする、、、

  どうする、、、、、!!!!!!!

 

色々考えた結果、

ひさとくんと直接話して聞いてみるのが一番手っ取り早いなと思い、

 

久しぶりに豪邸に訪問するのである。

 


夏も終わり、金木犀の香りがし始めた頃であった。

(ただ言ってみたかった一文w)

 

 【2つ目】

僕の話になるが、

家庭教師をしていた2年前は前の大学に通っており、

インターンや就活が頭によぎりだす3年生であった。

 

そんな僕は4月から自分自身の進路になかなか決断を出せないでいた。

 

僕が高校卒業後にフリーターをしてい頃、

友人に
「お前大学行った方が絶対楽しいぞ~」

と言われ、

 

「なんか面白そう」というほとんど軽いノリで受験をしたので

目的がないまま前の大学に入学してしまったのだ。(くず)

 

時は経て大学3年になり、周りがインターンや就活について話が多くなってくる中、
さすがに自分も将来について考え始めた。

 

 父親が教師をやっていたこともあり、前までは同じ道には進みたくないと謎のイキりぶりを発揮していたのだが、

 

子供が好きなこと

英語を仕事にしてみたかったこと

「生徒たちの成長が自分の生きがいになる」と僕の尊敬している先生の言葉に感銘を受けたこと

 

これらの理由から

 

『教師をやりたい』

と強く思い始めたのである。


しかし時すでに遅し。

もうこの時大学3年生で、教師になるために必要な教員免許を取得するための教職はもちろんとっていなかった。

 

大学卒業してから科目等履修生として教職をとるか

大学院に進学して教員免許を取得するか

大学を再受験するか(今でもこの発想に至ったのが異常だと感じますw)

教師は諦めて市役所などの公務員になるか
一般企業にいくか

悩みに悩みまくり悩んだ。

 

せっかく遅かれながら人生で初めて将来やりたいことを見つけたのに

やりたくもない仕事に就くのは後悔するのではないか

 

フリーターから学生になったものの、僕は在学中に何か夢中にうちこんだことややり遂げた事も特に無かった。


ただバイトやサークルをだらだらするクソみたいな日々を送り続けていた。

 

おれはこの大学生活一体なにをやっていたんだろうと自問自答の繰り返し。

 

 

 

「大学を1からやり直してきちんと教職をとり、教師になるために頑張りたい」

 

と思い始めたのだ。 

 

本当に悩みに悩んだが、

○親や友人には内緒でやりきること。(迷惑をかけたくなかったため)

○受験料や入学金を貯めるためにメインでやってる喫茶店でのバイトは2月まで続けること。

受験校は英語の教職が取得出来て、3教科の配点が同じで、資格試験のサポートも充実している現在の大学の学部のみに絞ること。

○大学の授業はないがしろにしないこと(失敗した場合留年を避けるため)

やるからには全力でやること。

○受験失敗した場合はけじめをつけて切り替えて就活をすること

等を自分で決めて

 

ついに2014年10月に仮面浪人を決意。

 

家庭教師を4月から始めたわけだが、

正直頭の片隅には自分の進路のことがひっかかっていたためずっともやもやしていた。

 

そのもやもやがこの決意により一旦はどっか向こうへいなくなり

家庭教師を辞める気持ちに至ったのである。

 

ひさとくんには高校を合格してほしいし、
もうこの頃には愛着が沸いていたから辞めたくなかった。

 

しかも4月から担当しているからには途中で先生が変更するのはひさとくんにとっても迷惑だし、無責任な行為なのは百も承知だった。

 

けど、受験生になる僕が受験生を教えるってなんか違和感があるし
もはやそんなことしてる場合じゃない。

 

他のライバルたちとは圧倒的差をすでにつけられているからだ。

(今思えば10月から仮面浪人をすること自体受験の厳しさを知らなかったw)

 

ひさと君のためと自分のためのジレンマに悩まされたが

せめて12月末まではひさとくんの学力が少しでも上がるように続けることにした。


会社と親御さんには辞める理由を正直に言うことが出来ず、

 

『1年間ニュージーランドに語学留学をすることになった』

という大嘘をついて12月末で辞めさせていただくことをお話しした。

(本当に本当にごめんなさい) 

 

 

あれから

先ほどの【1つ目】の随分お休みをしていたひさとくんの勉強へのやる気をなくしてしまった事件を脱却するため、久しぶりの豪邸訪問。

 

そしてひさしぶりのまさみ。

あいかわらず美人

谷間見えてる

(そう、まさみはずるいのである。エッチな格好をしていることが時たまあるのだ)

自然と僕の息子さんもご立派に

 

いかんいかんこんなことしてる場合じゃない

ひさとくんと話し合いにきたのだ童貞はすっこめ

 

対面。

 

久しぶりのひさと君は相変わらず真顔が怖いなあw

 

 期間が空いてひさと君もひさと君なりに色々考えそうだが

 

「高校にきちんと進学したい」

 

と言ったのだ。

 

僕が12月末で辞める事を伝えた件もあり、

そこからは

お休みすることなく

宿題もさぼることなく

 授業中寝ることもなくなった。

 

最後の授業の頃には

最初の頃アルファベットでさえ出来なかったにも関わらず、

いつのまにか問題集では丸の方が多くなっていた。

 

もはや弟のように愛しく感じていた僕はひさと君の成長に感動を覚えた。

たかが大学生のアルバイトだけれども

試行錯誤しながら共に頑張ってきたこともあり

これには本当嬉しかったのである。

 

f:id:honobonogohan:20170314105116p:plain

(こんな感じw)

 

 

こうして最後の授業も終わり、

豪邸を去った。

 

「 ひさと君、受験頑張れ、僕も頑張るから。」

 

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ひさと君は今何をしているのだろうか。
高校には合格したのだろうか。

順調に進んでいるならもう高校3年生になろうとしている。

相変わらずゲームや漫画に囲まれているのかなあ。

まさみも元気かな?

本当に美人だったな~

巨乳だったし

辞めたのちょっぴり後悔

いっそのことなら童貞奪ってほしかっ(ry

 

次は大学受験だね
そもそも大学いくのかなあ
時がたつのは本当に早い


ひさと君

2年前、最後の最後で先生を辞めてしまいごめんなさい。

 

実は僕は先生から受験生となり、大学を再受験しました。

 

先生と受験生の兼任は僕には無理でした、留学行くとか無駄にカッコつけた理由で辞めてしまい本当にごめんね。

 

ひさと君の今後に陰ながら応援させて頂きます。

 


家庭教師をやってみた感想

僕の勝手なイメージと

友人のメシウマ体験談を鵜呑みにして初めてみた家庭教師のアルバイトは

想像以上に甘くなかったw

(もはやこのバイトに対してのハードルを上げ過ぎていた自分乙)

 

○生徒の成績をアップさせる責任がのしかかるので、学校のテストで点数が悪いと家庭内に若干良くない雰囲気が漂います。

○お宅に訪問するので親御さんの無言のプレッシャーをより感じます。

○毎回の生徒カリキュラムの記入をします。(一番だるかった)

○授業後のケーキやホットティーは1回もなかったです。まさみ、、、

(ちなみにひさと君から学校の修学旅行でのお土産を頂き感動)

○毎回豪邸に訪問する度に思い知らされる僕の家との明らかな貧富の差w

 

良いこともありました。

 

○まさみが本当に美人。

(行くモチベーションの1つになった)

 

以上。

 

 

冗談です、やって良かったことは先ほども書いたけど

 

ひさと君は最初の頃本当に勉強も毛嫌いして

アルファベットもまともに言えず

とにかくひどかったんですw

 

そこから色々ありましたが少しずつ勉強をするようになり

できるようになり

クラス順位も上げ

 

このような成長を間近で感じることは僕にとっても良い体験になったと思います。

 

 

今年の大学受験も終わり、

春から大学生になる方々はアルバイトをこれから探そうかなという時期ですかね。

 

家庭教師をやろうと考えている方もいると思うので

偉そうにアドバイスさせて頂くと

 

○時給は各会社によってピンキリなのできちんと前もって調べた方がいいです。

○個人契約だと高時給の可能性大です。

○自分で家は選べないのでそれに関しては運。

軽い気持ちでバイトを始めたとしてもだんだん生徒に愛着が沸き、責任も感じ総じて 割と生徒に時間を割くこともあると思います

(自作プリントや小テスト作成、各科目の予習等)

ブログ内では量的に数学の件は省略しましたが、文系で数学大嫌いな僕は予習に相当苦労しましたwまじ無理w

 

 

将来教員志望の方、子供が好きな方、やりがいを感じたい方、家庭教師に少しでも興味のある方はぜひ一度やってみてはいかがでしょうか!

ステマっぽいなww)

 

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『僕が家庭教師をしてた時のお話』シリーズが幕がようやく幕を閉じた。

読んでくださった方がもし万が一居ましたら本当にありがとうございます。

 

ブログってなんだかんだ書くことは結構あるとは思うんだけど、

タイピング遅いし、集中力がないので凄い時間かかる。。。

徐々に慣れてくるんでしょうかね

 

 ブログ初心者の道のりは長い、、、

 

まああまり気にせず気ままにやっていこうと思います! 

 

では今日はこの辺で。

アディオス!!!

僕が家庭教師をしてた時の話②

前回の記事

sayonaramoratorium1005.hatenablog.com

 

の続きです。

【目次】

 【2014年4月上旬(2回目の授業日)】

 

 僕「さあて、宿題はやってきたかな?」

 

 ひ「やってない」

 

 僕「なんでだろ?忙しかったのかな?」

 

 

ひ「ゲームしてた」

 

 まさかの回答wwwwwwwwwwwwww

正直者でよろしいwwwwwwwwww

 

ここで甘やかすのも違うとは思ったけど、

まあまだ始まったばかりだし 

(初めが肝心という誰もが耳にしたことのある言葉を完全無視)

 

宿題の件は切り替えて授業へ。

 

僕「はい、じゃあbe動詞をやろうか」

 

ノートにI You He She They We Itをか書き出し、ひさと君にbe動詞を書かせてみた。

 

☆ひさと君の回答☆

 

○I is 

○You is 

○he are 

○ She are 

○They is 

○We is 

○It is

 

Itのみ正解

 

 僕「これ全部勘でやったな?w」

 

 

「うん!」

 

素直www

(勘でもあと1、2問は当たってもおかしくない運の悪さw)

 

 

彼はこれらが主語ということ自体知らなかったらしい

主語という意味(日本語)も知らなかったらしい

 

僕、呆然。

 

開いた口が塞がらないとはこのこと。

 

 いや、これは馬鹿にしてるとかじゃなく、

現実を受け止めずらかったのだ

 

「これは先が思いやられるなあ」と脳内でぼそっと呟きが。

 

(授業後、豪邸を去る際にまさみの笑顔に少し心救われまた頑張ろうと心の中で誓ったのであった。)

【2014年4月中旬~7月下旬(第三回目以降)】

 こうしていても仕方がないので

 

アルファベット

主語を示すI You He she They We it

第1文型~第5文型

be動詞と一般動詞の違い

 

とにかく細かいところから指導してみた。

 

4回目以降の授業内容は

○前回の確認

単語熟語の確認テストや教科書。問題集のおさらい

 ○学校の教科書(NEW HORIZON)を使用しインプット

新出単語→定型文(現在進行形、受動態、不定詞等)→本文

という流れで進めていった。

 ○会社指定の問題集でアウトプットとしての演習

 

この3

つを中心とした。

 

次回までの宿題としては

○その日にやった学校の教科書と会社指定の問題集の復習

○自腹でひさと君にプレゼントした単語帳と熟語帳(指定範囲)

次回の授業の頭に確認テスト実施。

 

4月5月は宿題をやったりやらなかったりでばらつきがあり、本人自身受け身態勢が抜けきれてなかった。

 

僕自身も始めの頃は限られた授業時間内にやるべき事を終わらせることが出来ずにいた。

この要点をもう少し説明したいんだけど時間がないとか

本当は今日までにこのユニットの範囲終わらせるはずだったのに予定通り進まない等、

 

指導の難しさに直面していたのだ。

 

ちなみにこの時のもどかしさやムカつきは全てまさみの笑顔や谷間によりかき消されていたのであまりストレスにならなかった。

 

ありがとうまさみ。

 

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http://www.officiallyjd.com/archives/385322/20140905_kitagawakeiko_26/

 

 

(あ、旦那さんいるんだった。)

 

 そんな僕でも回数を重ねていくうちに

試行錯誤しながらも6月頃からなんとかコツを徐々に掴んできた。

 

そしたらひさと君も何かに目覚めたようだ。

宿題を毎回きちんとやってきたり、

授業での発言が増えたり、

中間テストでクラスでビリを脱出する快挙を遂げたり、

なかなかの好調ぶりを発揮しだしたのだ。

 

いやあ、ひさとやればできんじゃん~!

みなおしたぞ!!!!!!!!!

 

僕とひさと君が初めてお互い絆が生まれた瞬間であったのだ

(気のせいの可能性有り)

(カッコつけたくてこの一文を挿入しました)

(イラッとさせてごめんなさい)

 ひさと君との授業(数学)

 

「11−4は?」

 

5!

 

以下省略。

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ちなみに


初めてこの豪邸を訪問した時から思っていたけど、、、、

 

ひさとの部屋おれの部屋より2倍くらい広いのwwwwww

 

ひさと(当時15)より8個上のおれ氏(当時23)涙目。

 

部屋の特徴はこんな感じ。

 
ひさとの身長150センチに対してベッドが異常にでかい

漫画が見た感じ200冊以上

ゲームが勢ぞろい

32インチテレビ有り(Blu-ray有りw)

 

 あのさ

 

羨ましんだよwwwwwwwwwww

おれの部屋テレビなんかないぞwwwwwwwww

 

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 次回予告です。

 

sayonaramoratorium1005.hatenablog.com

 

 ◎おれ、悩む

◎あれから

◎家庭教師をやってみた感想 

 

『僕が家庭教師をしていたときのお話』が結末を迎えます。

 

もしよろしければ暇な時間にでも覗いてやってください。笑

 

本日は以上です。

アディオス!!!

僕が家庭教師をしてた時の話①

 

こんにちは。

 

 いきなりですが、皆さんは家庭教師のバイトをしたことがありますか?

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 さっき何故かふと2年前に家庭教師をしていた頃を思い出したんです。

 

だから本日はそのことについて書いてみようかなと思います。

 


おそらく長くなりそうなので、

 

今回

◎家庭教師を始めた理由

◎ついに初出勤

◎ひさと君との授業(英語)

 

次回

◎【2014年4月上旬(2回目の授業日)】

◎【2014年4月中旬~7月下旬(3回目以降の授業)

◎ひさと君との授業(数学)

 

最終回

◎おれ、悩む

◎あれから

◎家庭教師をやってみた感想 

 

と3回に分けていきます。

 

※当時自分自身の夢もあやふやで特に大学で打ち込んでる物も無かったクズな僕が初めて家庭教師のバイトをやってみたのでこの記事内容も不適切な事などがあるとは思いますがご了承ください(__)


【目次】

 家庭教師を始めた理由

僕はこのバイトに何故か憧れていた

自分でも謎だ

 

イメージというのは怖いもので

 

○過程教師を雇える家庭は裕福

○お子様は真面目

○お母さまが美人(おそらくAVの見すぎによるもの)

○指導を終えるとケーキと温かい紅茶を頂ける

○時給が高い

 

ざっとこのような良いイメージしか僕の頭にはなかった。

 

 さらに当時慶応ボーイだった友人からの

 

「おれカテキョ時給5千円だお、

 メシウマだお

 お前にもお勧めするお」

 

という甘いお言葉を馬鹿正直に受け止め

 

「やべえwwwおれもカテキョやるわw」

 

と何も調べずに即家庭教師会社に電話をしたのであった。(あほ)

 

後で判明したことだが、

○友達は会社を仲介せずに個人で契約をしていた

○お父様が医者でそうとう裕福な家庭

○慶応(お母さまがこのワードに興奮)

 

これら3点セットのため気に入られてガッポリお金をもらえてたらしい。

 

とりあえず電話からサクサクと物事が進み

担当する子の性格や学力情報説明と英語と数学のテストを受け、

(数学一切出来なかった)

 


無事採用w

 

まあそんなこんなで僕の家庭教師ライフが幕を開けたのであった。

 

ついに初出勤

晴れて憧れの家庭教師になれたものの

正直不安だった。

 

~家庭教師会社から担当する子の学力を伝えられた時の会話~

 

「引き算できません」

 

f:id:honobonogohan:20170310212141j:plain「えw引き算って確か小1でやりませんでしたっけ、もしかしてなにか理由がある子なんですか」

 

「特にないんだけど、親御さんが一切勉強に関して関与しなかったので、お 子さんもなんにもせずに今に至ってしまったそうです」

 

f:id:honobonogohan:20170310212141j:plain「え、でも引き算なら学校の授業でなんとかなった記憶がありますが」

 

「小学生ながらずっと寝ていたそうです」

 

f:id:honobonogohan:20170310212141j:plain「あ~www」

 

さっそく不安要素が浮上したが考えたところで仕方がない。

なんたって慶応ボーイのメシウマ情報があるはずだ、それを糧に期待を膨らまし


ついに初出勤。

 


到着したその先には3階建てのでっかい豪邸w
キタコレwwwwww


裕福決定

 

 


インターホンを押し

「はじめまして!本日から担当させていただきますおれと申します。よろしくお願いします。」


ドアが開くとそこにはお母様らしき人が。

 

、、


、、、、

 

、、、、、

 

 

 

 めっちゃ美人wwwwwwwwwwwwwwwwwww

 

 いやあ、もう本当たまげた


芸能人で例えると長澤まさみの少し劣化バージョンみたいな感じ

 

http://curet.jp/article/2399?page=2

(イメージ図)

しかも若々しい
お子さんいくつで生んだんだよってくらいね
まさにビューティフル

 

さらに僕が思わず目を凝視してしまったもの

 f:id:honobonogohan:20170310212542j:plain

(自作イメージ図)

 

おっぱい。

 


巨乳過ぎて絶頂。

 

服を着ていてもわかるくらい飛び出しちゃってる


いかんいかん何を考えてるんだ
童貞は一回落ち着くんだ

 

深呼吸をして息を整え
まさみに部屋へと案内される。

 

ついにひさと君と初対面。

 

僕「はじめまして!今日からひさと君の担当をさせて頂く色夢と言います!よろしくね!」

 

ひ「よろしくお願いします(真顔)」

 


男子にしては低い身長
ぱっつんな前髪

ふてくされたような表情


これらがまたかわいさをそそる


まだ授業もしてないのに「家庭教師にしてよかった」と何故か確信したのであった。

 

 ひさと君との授業(英語)

 

 まずはお母さん(長澤まさみ似のめちゃ美人妻)とひさと君と3人で授業の曜日や時間、進め方や目標などを話し合った。

 

〇授業は水曜日と土曜日の週2回

〇英語と数学の計2時間

◯交通費は月の最後に頂くこと

◯宿題は必ずやること

◯毎回小テストを行うこと

◯志望校は偏差値41の底辺県立ヤンキー高校

 

ひさと君とまさみに色々話を伺って分かったことをプロフィールとしてまとめてみる。 

 

○ひさと君○
ポジション:まさみと旦那さんの子
      3人兄弟の長男 (下の弟たちに舐められている)
学年   :中三 受験生
成績   :校内での学力テストが下から3番目(ビリ経験有)
部活   :卓球部
趣味   :ゲーム、漫画
性格   :自称オタク、物静か、勉強嫌い 基本笑わないのでふてくされてような顔

 

○まさみ○
ポジション:ひさと君の母
年齢   :32歳(推定)
バスト  :Eカップ(推定)
顔    :長澤まさみ
学歴   :高卒
職業   :スーパーのパート
性格   :おっとりだが元ヤンキー(本人情報) 極度な放任主義 子供に甘い

 

 

話し合いも終わりついに授業開始!

 

【1時間目/英語】

ひさと君の一番の苦手科目(らしい)

 

まず手始めに英語のアルファベットを言わせてみる。

 

A B C D E F G H N K I J~~~Z!(どや顔)」

 

僕「むむむ?hの次もう一回いってもらってよい?」

 

ひ「、、、!」

 

Wow!ファンタスティックベイビー('Д')! !!

 おーけーおーけー

 

まずはアルファベットから徹底的にやらせることに決定。

 

 中3という概念は捨てて、一からコツコツやっていこう

 

正直中3でアルファベットを言えないのはテレビで めちゃイケの抜き打ちテストを見ているかのようであったが、

親に昔から言われ続けていた

 

『人は人、自分は自分』

 

という名言じみた言葉を今更身に染みて実感し、

 

『ひさとはひさと』

 

と考えるようにした。

 

 少し手こずりそうだけど

むしろこういう子の方がが教えがいがありそう

成績あがったらおれも嬉しいだろう

受験ではそれまで予想もしてなかった高校に合格するとか

 

『なんで、私が〇〇高に。』

 

某予備校の広告の3人の渾身のスマイルから伝わるサクセスストーリーのように

 

まさみをびっくりさせたい!!!!!!!!

もはやこれ。

(まさみの可愛さが僕をやる気へと駆り立てる)

 

やる気と妄想が入り混じって

家庭教師は初めてだから上手くいくか未知だし

おれ自体が当時くず人間だったが

 

やれるだけのことはやってみようとこの時の僕はやる気に満ち溢れていた

 

 次回までに単語帳、 熟語張、文法本の三冊を自腹で購入し、

毎日の課題を出すことにした。

 (やる気というものは金銭感覚を狂わす)

 

勉強嫌いでやる気にならないひさとくんには

 

『なぜ勉強するのか』

 

を今一度考えさせてみた。

目的が明確化すれば意識が変わってくるんじゃないだろうかと思ったから。

 

会社からは授業後は毎回親御さんに報告することが義務化されていたので

まさみに報告。

話せるだけで童貞は幸せなのです。

 

 

最初らへんによく起きる異常なやる気と少々の不安とまさみとの会話の余韻に浸りつつ僕は豪邸を去ったのであった。

 (リビングでケーキと温かい紅茶を頂けるという勝手な幻想は儚く散った)

 

 

 ちなみにこの時帰り際に、

なぜまさみは家庭教師を雇おうと決めたのか聞いてみたところ

 

 

「私がバカなので」

 

とのことでした。

 

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 次回予告です。 

sayonaramoratorium1005.hatenablog.com

◎【2014年4月上旬(2回目の授業日)】

◎【2014年4月中旬~7月下旬(第三回目以降)】

◎ひさと君との授業(数学)

 

最終回はこちら。

sayonaramoratorium1005.hatenablog.com

 

 

本日はこの辺で。

アディオス!!